外陰血腫(分娩時や打撲した際にできる内出血)が自然治癒するまで

2017-12-15

今回も女性のデリケートな問題を扱ってまいります。本来ならば秘密にしておきたいような内容ですが、外陰血腫になってしまった悩める女性にシェアできれば…と思い書かせていただきます。

股間を強打!女性が外陰部を打撲

このところ膣カンジダの再発もなく、膣内環境や腸内環境は良好だと感じていました。そんなある日、室内で椅子に座ったまま少し離れた所にある物を取ろうとしたら、椅子ごと倒れてしまい、股間を強打してしまいました。

倒れた瞬間、強い痛みを感じ「これはまずい」と感じました。目立った外傷や出血はないものの、しばらく経っても痛みが残っています。普通、脚などを家具にぶつけた場合、その時は痛いのですが、しばらくすると何もなかったように痛みは引きます。或いは青あざが残るなどして数日は触ると痛い状態が続く程度です。ところが今回は違って、痛みは何時間経っても続き、ただ椅子に座るだけでも少し痛みました。

しかし場所が場所なので、冷やしたり湿布を貼ったりはしませんでした。

翌日、患部をおそるおそる見てみると、なんとまあ凄い色に変色し、腫れあがっているではありませんか!青みがかったダークグレーというか。ほとんど黒に近いです。

 

色のイメージ(場所的に写真は取れないので…。ぱっと見の印象です。)

 

触ると、皮下で大きなしこりようなものがコリコリする感触があります。表面の一部しか触れませんが、固くなっているしこりの部分は、うずらの卵くらいの大きさはありそうです。ネットで調べると、それは「外陰血腫」という状態になっているようでした。

外陰血腫になる例として、分娩中の外陰血腫・膣血腫や、女の子の外傷の例などが取り上げられていました。成人女性が外陰をぶつけた例はあまり紹介されていませんでしたが、スノボで強打してしまうことはしばしばあるようです。

 

外陰血腫とは?血液が袋状に貯留、外陰が腫れあがった状態

外陰血腫とはどのような状態でしょうか?分かりやすい説明があったので、引用します。

血腫とは血液が袋状に貯留し、腫れ上がった状態をいいます。
外傷などが原因で血管が断裂して出血し、体外に流出しないと血腫となる可能性があります。
膣や外陰部に血腫が形成されると膣・外陰血腫といいます。(引用:産婦人科の基礎知識)

コリコリしていたしこりのようなものは、血の袋である血腫だったのです。

外陰部や膣入口部の近くに発生することが多いですね。膣壁が膨らんで、弾力性があり、非常に痛みが強いです。 血腫で特徴的なのは尋常でない痛みと肛門痛です。(引用:産婦人科の基礎知識)

「肛門痛」とありましたが、私には肛門痛はありませんでした。(分娩時のときの血腫は、肛門痛が大きな特徴のようです。血腫ができる場所によって違うのかもしれません。)

膣の奥の方で血腫を形成してしまったときは、痛みという症状がないまま大きな血腫が形成され、急にショック状態に陥ることもあります。

血腫が大きくなると内出血量も増えるので迅速な診断が必要となります。 上記のような症状があったときは必ず丁寧な診察を行い血腫がないかどうかをチェックします。 数センチ、中には10センチを超える血腫となっており見るとすぐにわかります。(引用:産婦人科の基礎知識)

これは…とても怖いですね。

実はこの記事を見つけたのは、痛みがほぼ引いてからです。これを先に読んでいたら通院してました(^^;)私の場合、幸いそこまで血腫が大きくなかったのでしょう。痛みは、我慢できない程ではありませんでした。それでも椅子に座っていると痛いですし、お手洗いの際も拭いたりすると痛みました。

 

外陰血腫は吸収され自然治癒する?

およそ5㎝以下なら自然に治ることも

外陰血腫は、小さいもの(およそ5㎝以下)だと、体内に吸収され、自然に治ることもあるようです。ですが、大きいものとなると血腫除去術という手術を行うことになるようです。「5㎝以下」とは言っても血腫は皮下にできるものですし、定規で測って明確に「5㎝以下!」と分かるものではありませんから、まずは早めに受診することが必要かもしれません。

あくまで参考ですが、5㎝以下ですと卓球の玉より小さいです。(卓球の玉は普通4cm、ラージサイズで4.4cmだそうです。)血腫は皮下にできているので確かなことは分かりませんが、私の場合、うずらの卵(およそ3cm)~卓球の玉(4cm)くらいだったのではないかなぁと勝手に思っています。外陰血腫の見た目ですが、外陰の片方にたらこを1腹くっつけたような腫れかたでした。

病院へ行くなら、産婦人科へ

外陰血腫は小さいものであれば吸収されて自然に治ることが分かりました。しかし、私はぶつけたばかりのときより翌日のほうが腫れていましたし、「腫れが酷くなった=内出血の量も増えた」のかもしれませんので、様子を見ておきたいかたも、すぐに行ける病院を把握しておいた方が安心です。

外陰血腫の場合、産婦人科を受診します。時間外の場合は、産婦人科もある総合病院などが良いかもしれません。

 

私の外陰血腫が自然治癒するまでの過程。

これは私の記録ですが、「通院せずに自然治癒を待つこと」を推奨するものではありません(^^;)むしろ通院を推奨しています!

股間をぶつけてから、外陰血腫が自然治癒するまでの記録

【当日】股間(外陰部、左側)を強打して打撲。強い痛みがあるが、切り傷や出血はない。段々と腫れてくる。

 

【2日目】外陰部の大きさの左右差を見れば、腫れていることがハッキリ分かる。左側の外陰部がたらこ1腹分増えている。患部を触ってみると、しこりのような塊ができていることが分かる。ぶつけたほうの外陰部は色が強い黒ずみになっている。場所が場所なので色のチェックは正確に行っているわけではありません。あくまでおおよその色味だと思ってくださいm(_ _)m

 

 

【3日目~4日目】腫れ、黒ずみの度合いは変わらず。痛みも強いまま。お手洗いの後、軽く拭くのも痛い。

【5日目】痛みに関しては、ほんの少しだけ軽くなった気がするが、まだまだ普通に考えて痛い。血腫のしこりの大きさに変化はないような気がする。

 

 

【6日目】この日、ようやく痛み軽減の兆し。夫が夫婦の営みを希望する。試みるも、痛いので無理。どうも、膣壁側にも腫れあがっているような感じ。膣の入り口の浅いところから血腫のコリコリした感触が確認できた。血腫の皆さん、夜の営みは絶対無理をなさらないでください。

 

【7日目】やっと座っているときの痛みが気にならなくなる。お手洗いで拭くときも、軽く拭く分には痛くない。今まではそーっと当てるようにするだけでも痛かった。黒っぽい範囲が少しだけ縮小しているかも?

黒っぽい部分

 

その周辺の色(肌の色よりは暗い)

 

【8日目】昨日、治ってきている手ごたえを感じたので、入浴の際に患部を入念にチェックしてみる。確かに黒ずんだ範囲は減ってきているが、自分の外陰は見づらいので正確には分からない。6日目に確認した膣からの血腫の感触はまだまだはっきりしていた。油断はできない。

強打した部分の黒ずみが少し減ってきている?

 

その周辺の色(肌の色よりは暗い)が増えているような…

 

【14日目】徐々に痛みが治まってきている。お手洗いのときにペーパーで拭く際の痛みは完全になくなる。触ってみると血腫のコリコリした感触は未だ残っている。色に関しては、変な話、アンダーヘアの部分に重なっているのでぱっと見は分からない。

【21日目】血腫のことを忘れている時間も増え、あまり観察していない。普段の生活では血腫の痛みや腫れは気にならない程度まで治ってきているが、夜の営みのとき若干違和感があるのでお手柔らかにしてもらう。

【28日目】その後、痛みも出ていない。しこりも無くなっているように思う。丹念に触れば、「これかな?」というものがあるが、生活するうえで全く問題ない。色味も普通に戻り、左右差は無いようだ。(一部、アンダーヘアに隠れている可能性もあり。)

【1ヶ月後】痛み、黒ずみ、しこりのような感触が消失していた。外陰血腫は体に吸収されたようで、自然治癒していた。

以上、無事に自然治癒しましたが、小さな血腫でも結構長くかかりました。このくらいの程度だと、病院や医師の判断によって、「自然治癒を待つ」か「除去術を行う」か分かれるのかなぁといった感じでしょうか。

*追記1・・・「とにかく痛い」「日常生活に支障が出る」「最初より大きくなっている」などの場合、血腫ができてから日にちが経っていても受診したほうが良いかもしれません。結果的に医師から「徐々に吸収されるのでそのままで大丈夫です」と言われるかもしれませんが、それならそれで安心です。通院しづらいと思いますが、私も一緒について行くつもりで応援しています!

*追記2・・・外陰血腫が完治してから書いた記事「外陰血腫が自然治癒!完治して振り返る注意点」外陰血腫に関する最新の記事です。こちらも合わせてご覧ください。